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 壁画ワーキンググループの材料調査班(座長=高妻洋成〈こうづまようせい〉・奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長)は、焼損壁画にどんな材料が使われていたのか、その保存の課題は何かを科学的に探っている。今後、様々な先端技術を使った詳細な調査が本格化しそうだ。

 高妻座長は「壁画に触れずに状態を知ることが重要」と考え、3次元レーザースキャンなどによる非破壊分析を進めていく考えだ。3次元レーザースキャンは、精密な表面計測を短時間で実施できる。微細な凹凸を立体的に捉えることが可能で、この手法は「飛鳥美人」で知られる極彩色壁画がみつかった高松塚古墳(奈良県明日香村)や、日本初の本格的な宮廷庭園跡とされる飛鳥京跡苑池(えんち)(奈良県明日香村)の遺構の計測でも実施された。

 また、場所や角度を変えて撮影したデジタル写真のデータを重ね、壁画などの表面の凹凸を知ることができる最新技術の導入も見込まれている。写真をたくさん撮影すれば、安価なソフトウェアで解析できることから、レーザースキャンを使うよりも手ごろだという。

 「焼損壁画の場合は最初に3次…

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