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 「こうふ開府500年記念事業実行委員会」(会長=樋口雄一・甲府市長)は3日、JR甲府駅周辺で「300日前イベント」を開いた。主会場の市歴史広場では、甲府市が2019年の開府500年に向け山梨大と開発したワイン「甲府スパークリング甲州2017」のお披露目があり、市民ら約350人が乾杯をして祝った。

 ワインの完成披露式には歌手の早見優さんがゲストとして駆けつけた。日本ソムリエ協会認定のワインエキスパートの資格を持つ早見さんは、「辛口だけれど優しく甘いフレーバーでおいしい。甲州ブドウらしい柑橘(かんきつ)系で桃の節句のお菓子やちらしずしにも合いそう」と感想を語った。県内のワイナリーや大善寺を巡り、古酒の甲州ワインを楽しんだ経験も披露した。

 続いて市立湯田小6年の斉藤光里(ひかり)さんと清水姫葵(ひなた)さんらが調べ学習の成果を発表。「学校の近くにある一蓮寺は以前は今の舞鶴城公園にあり、武田氏が甲府に来たお客さんを招いて接待していたそうです」などと郷土の歴史を紹介した。

 300年前の江戸時代をイメージした会場では、硬質ゴムでできた手裏剣を投げたり町駕籠(かご)に乗ったりできるコーナーもあり、親子連れらでにぎわった。「小江戸甲府VR(仮想現実)」の体験会では、ゴーグル型の機器などを使い、今はない本丸櫓(やぐら)や武家屋敷など江戸時代の甲府城内や城下町の様子を参加者が3D映像で楽しんだ。(平畑玄洋)