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夜間も医師待機、在宅医療に24時間対応 名古屋市

関謙次
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 高齢者らが自宅で診療を受ける「在宅医療」への対応を手厚くするため、名古屋市は7月から、24時間態勢で医師が年中待機する態勢をつくる。市によると、行政主導で24時間の医療態勢を敷くのは政令指定市で初めてという。

 市は市医師会に委託し、市内を4区域に分け、時間外の夜間や休日は各1カ所の医療機関に医師を待機させる。コールセンターで通報を受け、必要に応じて医師が往診する。4月には全16区に「在宅医療支援センター」を設置し、看護師らが市民の相談に乗る。

 2日の市議会本会議で小出昭司氏(自民)の質問に答えた。関連事業費1億6千万円を新年度当初予算案に計上した。

 国は、高齢化によって増え続ける医療費の抑制のため、入院医療から在宅医療への移行を進めている。名古屋市でも2025年には65歳以上が約59万人に達し、人口の26%になると推計されている。市の担当者は「医療態勢を充実させ、在宅医療という選択肢を示したい」と話している。

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