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 東日本大震災の津波で父を亡くし、一度は諦めかけたプロ選手の夢をかなえたJリーガーがいる。仙台市出身でJ3アスルクラロ沼津のMF菅井拓也さん(26)。震災発生から7年となる11日、主将となって今季の開幕戦を迎える。「被災した自分だからこそ、与えられる夢や希望があるはず」。そう信じて、ピッチに立つ。

 礼儀に厳しく、寡黙で真面目。3月11日が近づくと、父勝己さん(当時47)の姿をふと思い出す。津波にのまれ、家族でただ一人、逝った。「Jリーガーになった俺の姿を見たら、どんな反応するんだろう」。答えのない問いが頭をよぎる。

 小学1年からサッカーを始め、高校は宮城県内の強豪校に入学。仙台大学に進学当初は教員を目指すつもりだった。だがJリーグのクラブと練習試合を重ねる中で、プロは遠くないとも感じていた。「手を伸ばせば届くかもしれない」。震災が起きたのは、そう思い始めた矢先だった。

 3月11日午後2時46分、当…

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