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 韓国大統領府は4日、鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長をトップとする特使団を5日から6日まで北朝鮮に派遣すると発表した。文在寅(ムンジェイン)大統領の親書を伝えるとみられ、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談を目指す。南北朝鮮は急速に接近しており、今夏までの首脳会談開催も現実味を帯びてきた。ただ、韓国が訪朝の目的とする非核化を巡る米朝対話実現のメドは立っておらず、米国が反発する恐れもある。

 特使団は、正恩氏の特使として先月訪韓した実妹の金与正(キムヨジョン)氏が伝えた首脳会談の早期開催の真意を探り、非核化を巡る米朝対話の実現に向けて北朝鮮を説得する考え。訪朝後、特使団幹部が米国を訪れて結果を説明するほか、日中とも緊密に協議するとしている。

 特使団は鄭氏や徐薫(ソフン)国家情報院長ら特使5人と、実務者5人。米韓関係に関与する鄭氏を首席とし、米国に配慮した。徐氏は、過去2度の南北首脳会談に携わった北朝鮮の専門家だ。大統領府高官によれば、徐氏は先月訪韓した北朝鮮の金英哲(キムヨンチョル)党副委員長のカウンターパートだったという。

 ただ、趙明均(チョミョンギュン)統一相は2月の国会答弁で、特使派遣について非核化を巡る米朝対話の実現が必要との考えを示していた。韓国が特使団派遣を急いだ背景には、平昌(ピョンチャン)パラリンピック閉幕後に行われる米韓合同軍事演習で、緊張が高まる状況を緩和したい思惑があるとみられる。

 また韓国では6月に統一地方選…

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