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 東京都目黒区で父親(33)から虐待を受けたとされる女児(5)が死亡した事件で、女児が以前に児童相談所から一時保護を受けた後、病院から虐待を疑う通報があったことが、都や以前住んでいた香川県などへの取材でわかった。

 死亡したのは船戸結愛(ゆあ)ちゃん。都や県などによると、結愛ちゃんは同県で2016年12月と昨年3月、外でうずくまっているのを通報されるなどして県の児相で一時保護された。2回目の保護が解除された後の同年8月末、病院から「こめかみ付近と太ももにあざがある」と児相に通報があり、結愛ちゃんは「パパに蹴られた」と話したという。この際、県は一時保護の必要はないと判断したという。

 父親の船戸雄大容疑者は2月末ごろ、結愛ちゃんを風呂場で殴ってけがをさせた傷害の疑いで3日に逮捕された。警視庁によると、「言うことを聞かないので空の浴槽に入れて水のシャワーをかけてから殴った」と述べ、「以前にも、しつけで手を上げたことがあった」と説明しているという。結愛ちゃんは2日夕方、搬送先の病院で死亡が確認された。