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 尾瀬国立公園の富士見峠横にある富士見小屋(片品村)が閉館して3回目の冬が過ぎる。昨年には営業権を受け継ぐ話も進みかけたが、土地所有者の東京電力ホールディングス(東電)との話がうまく運ばず、頓挫した。鳩待峠から登山者を分散させるための富士見峠再生プランも出てこない。このままでは小屋が朽ち果てるのを待つだけだ。

 小屋は同村戸倉の萩原始さん(83)の祖父が1933年に建てた。木造2階建てで40人を収容。「天上の楽園」と人気のアヤメ平が近く、一晩で370人が泊まった記録もある。だが鳩待峠に車が入るようになると富士見峠への入山者は激減し、萩原さんは2015年秋に閉館を決めた。

 小屋自体は萩原さんの所有だが、土地は東電からの借地。小屋を閉じる際は更地にして返す契約だ。仮に営業権を引き継ぐ人が現れても、80年以上経つ建物は建て替えが必要。1千万円ともされる解体費用は、萩原さんにとっても後継者にとっても重い負担だ。

 継承に二の足を踏む人が続く中…

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