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 東京都目黒区で虐待を受けたとされる女児(5)が死亡した事件で、女児に脳内出血があったことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、頭部に強い衝撃が加えられた疑いがあるとみて、死亡との因果関係を詳しく調べている。

 捜査関係者によると、死亡した船戸結愛(ゆあ)ちゃんの遺体を司法解剖した結果、脳内出血が確認され、頭部や目の周囲には打撲痕もあった。結愛ちゃんへの傷害容疑で逮捕された父親の船戸雄大容疑者(33)は「言うことを聞かなかったので風呂場で拳で殴った」と述べており、警視庁はけがの新しさなどから、この際に何度も殴った疑いがあるとみている。また、5歳女児の平均体重は18キロ前後だが、結愛ちゃんは2歳女児の平均とほぼ同じ約12キロで、栄養状態は良くなかったという。

 都や以前住んでいた香川県などによると、結愛ちゃんは同県の児相で2回、一時保護された。昨年8月にも虐待の疑いがあるとの通報があったが、県は危険性は低いとして一時保護をしなかったという。