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 高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)とキトラ古墳(同)、奈良県斑鳩(いかるが)町の法隆寺金堂(7世紀)に描かれた壁画は、飛鳥時代の美を伝える至宝だが、現代人が保存に苦しんできた文化財でもある。

 高松塚古墳の極彩色壁画をめぐっては、1972年に発見された後、壁画を守るためにコンクリート建物を設けるなどしたが、カビの大量発生や壁面の劣化は防げなかった。文化庁は前代未聞の石室解体に踏み切り、壁画の描かれた石材を古墳内部から取り出して壁画を修理することに追い込まれた。

 キトラ古墳は83年、発掘せずに石室内部を探るファイバースコープによる撮影が試みられ、「玄武(げんぶ)」の発見で注目を集めた。その後も相次いで壁画は発見されたが、壁画の下地にあたる漆喰(しっくい)がはがれかけるなど危険な状態に陥ったことが判明。2004年から国内で初めて壁画をはぎ取る作業が進められた。

 一方、法隆寺金堂壁画は49年…

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