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 埼玉県は5日、特別養護老人ホーム(特養)のベッド数を2020年度末に今年度末より約3700床多い約3万9千床に増やす計画を県議会に明らかにした。県内の特養は厚生労働省の調査で全国一高い空床率が問題視され、県議会が医療と介護などの計画を検証する特別委員会を設置し、この日初会合を開いた。

 県は18年度予算案で特養を997床増やす計画は公表していたが、すでに公表した20年度までの「県高齢者支援計画案」では、3年計画でどこまで増やすかを明らかにしてこなかった。

 この日、県は3年間で3679床増やす計画を示した。県内で特養は、17年4月に約3万2千床と4年間で約7300床増えたが、この間に待機者数は約6600人減って約9千人=グラフ。計画通りに整備されると、次の4年間でもさらに約6700床が加わる。

 厚労省の17年のまとめでは、県内の特養の空床率は16年時点で5・3%と全国一高い。13年時点の2・8%、全国9番目から空床率は上がっている。

 特別委の委員の自民党幹部は「特養は足りないと思い込んでいる人が多い。特別委でしっかり検証する」と話している。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/松浦新