【動画】ウェスタン馬術で世界選手権を目指す千葉の玉置徹さん=稲田博一撮影
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 千葉市若葉区のゴルフ場「東京クラシッククラブ」にある馬場で調教師をしている玉置徹さん(52)が、米国オクラホマ州で2月に開かれたウェスタン馬術・レイニング競技の大会で優勝した。世界選手権の予備選で、11カ国から20人が参加。4月に再度渡米し、9月にある世界選手権への出場を目指す。

 玉置さんは7歳から馬に親しんだ。暴れ馬を乗りこなすロデオに挑戦し、20代半ばから、カウボーイの馬術から生まれたレイニングに取り組んだ。

 レイニングは、馬をその場でスピンさせたり、スライディングしながらストップさせたりする競技。馬が自分で動いているかのように見せるのが特徴で、その背景にあるのは馬と心を通い合わせた調教だ。国内には30年以上前に入ってきたとされるが、玉置さんは「まだあまり知られていない」と残念がる。

 馬の仕事で、米国で14年間暮らした後、宮崎県で10年間馬を育てた。「馬に楽しく乗ろう」というクラブの方針に共感し、昨年9月、千葉市に移り住んだ。「馬は乗り物でもおもちゃでもない。意識のある生き物。馬が何を言っているのかしっかりと聞いて、馬と一緒に動くことが大切」と語る。(稲田博一)