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 東京・赤坂のホテルの一室で正規の取引を装って仮想通貨ビットコイン約1億円相当を奪おうとしたとして、警視庁は福岡市中央区薬院3丁目、会社役員瀧本佑樹容疑者(27)を強盗未遂の疑いで逮捕し、6日発表した。「関係ない」と容疑を否認しているという。

 少年事件課によると、逮捕容疑は昨年11月24日午後4時半ごろ、実行役の少年らと共謀して東京都港区赤坂1丁目のホテル一室に名古屋市の会社社長の男性(27)を引きずり込み、ナイフを突きつけるなどして「早くコインを送れ」と脅迫。男性のスマートフォンからアプリを使って109ビットコイン(当時約1億円相当)を仲間のアドレスに送らせようとしたというもの。

 男性は自力で逃げ出して110番通報。駆けつけた赤坂署員が部屋にいた福岡県の18~19歳の少年4人を強盗未遂の疑いで現行犯逮捕した。今年1月に同容疑で逮捕した別の少年(19)の供述から瀧本容疑者が浮上した。

 男性は仮想通貨の交換を仲介する仕事をしており、SNS上で知人を介してこの日、少年らとビットコインを現金1億円で交換する取引を予定していた。少年らは偽物の100万円の札束を用意し、事前に男性に写真を送って信用させていたという。いずれも「成功報酬として100万~200万円もらえると言われてやった」と容疑を認めているという。