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 長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)が、球体型の船を使った「水上ホテル」の実証実験を今月中にも始める。夜に乗りこみ、目的地で朝を迎える。今夏にも一般向けの導入をめざす。HTBによると、球体型で、1艇が丸ごと個室の水上ホテルは世界初だという。

 6日、2艇の「移動式球体型水上ホテル」が報道陣に公開された。直径約6・4メートルで、1階に客室(約28平方メートル)、2階にデッキ(約5平方メートル)がある。2艇の客室はそれぞれ、洋室と和室にした。浴室やトイレ、テレビも完備。宿泊料は1艇につき「5万~10万円の間」(HTBの沢田秀雄社長)という。2、3人での宿泊を想定する。

 2艇をつなぎ、船で引っ張って運航する。HTBを出発して船内で一夜を明かす。朝にはHTBから南西へ約6キロ地点の、今年4月に恐竜の新アトラクションを始める無人島(HTB所有)へ到着している構想だ。HTB内ではまず2艇で始め、今後は10~20艇へ拡大する。沢田社長は6日、「将来は、世界の湖や波の穏やかな海で展開できれば面白い」と語った。(山下裕志)