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 京阪ホールディングスの子会社で、京都と比叡山のふもとを結ぶ叡山(えいざん)電鉄(京都市)は7日、新たな観光用車両「ひえい」を報道陣に公開した。21日にデビューする。車体は深緑色で、前面に大きな楕円(だえん)形があるのが特徴だ。比叡山の神秘性をイメージしたデザインといい、訪日客の取り込みも狙う。

 ひえいは1両で、既存の車両を大改造した。出町柳駅と八瀬比叡山口駅(ともに京都市左京区)を結ぶ計5・6キロの叡山本線を約15分で走る。座席はゆったりめで、車内の案内表示は訪日客への対応で4カ国語にした。火曜日を除いて毎日運行し、通常の運賃で乗車できる。

 叡山電鉄の坂東崇行・鉄道部長は「ひえいの色使いやデザインで、比叡山の自然が持つ神秘性やパワーを表現した」と話した。(中島嘉克)