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 昨年1年間に全国の警察が摘発した児童ポルノ事件の被害者は1216人だった。過去最多だった前年より97人減少したが、2年連続で1千人を超えた。自分の裸の写真をメールなどで送らせる「自画撮り」の被害者が4割を占め、統計がある2012年から5年連続で増えた。警察庁が8日発表した。

 児童ポルノの摘発件数は過去最多の2413件(前年比15・1%増)。事件の6割近くの1414件が子どものわいせつな画像を撮影する「製造」だった。

 摘発した事件で被害にあったと特定できた子どものうち、「自画撮り」は前年より35人増の515人で最も多かった。中学生が5割を占め、高校生を含めると9割を超えた。被害者の8割は面識のない相手に画像を送らされていた。このうちの9割はツイッターなどの交流サイトを通じて相手と知り合っていたという。(浦野直樹)