拡大する写真・図版 平昌五輪直後、書店は所狭しと並ぶフィギュアスケートの書籍が並んだ。表紙はほぼ羽生結弦が飾った=東京都新宿区の紀伊国屋書店新宿本店

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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦(ANA)が66年ぶりに連覇を果たした。書店には羽生のフィギュアの関連本があふれた。ただ、出版社側は喜んでばかりもいられないという。なぜなのだろうか。

 紀伊国屋書店新宿本店では五輪直後、フィギュア関連本のコーナーを3カ所用意した。平昌五輪に関する書籍を約15点扱っているが、表紙や内容の大半が羽生だ。「まるで『皇子』級の扱いです」と担当者は話す。

 羽生の自叙伝「蒼い炎」(扶桑社)は17万部、「蒼い炎2」(同)は10・5万部を売り上げ、五輪に合わせ増刷した。羽生が通った「アイスリンク仙台」(仙台市)に印税が寄付されることもあり、1人で複数冊購入したり、帯が替わるごとに買ったりするファンもいるという。

 「いまや、羽生が何ページ載っているかが、購入するファンにとって重要な情報になっている」と出版各社は言う。フィギュアの関連本は年間70冊を超え、競争は年々激しさを増すが、「羽生頼り」の一面もある。

目立つ羽生に特化した編集

 十数年前、フィギュアの本と言…

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