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 滋賀県甲賀市選挙管理委員会の事務局長ら3人が、昨秋の衆院選の開票作業で白票を水増しした問題で、市は当時の選管幹部らを公職選挙法違反容疑で刑事告発する方針であることが8日、分かった。新たに1人の職員が不正に関与した疑いがあり、告発対象は4人となる可能性がある。

 市によると、新たに関与した疑いがあるのは選管事務局書記を務めていた総務課長補佐(2月9日付で他部署に異動)で、開票所では開票作業をとりまとめる庶務係だった。告発に向けて市が県警とやりとりする中で関与の可能性が浮上。ただ、どう関与したかは市は把握していないという。

 当時の選管事務局長らは昨年10月の衆院選の開票作業で、投票総数と開票数が合わなかったことから、未使用の投票用紙を使って白票を水増し。後から見つかった投票済み用紙を焼却処分にしていた。(仲大道)