人前苦手、意見なし、感情なし…バブリーダンスが変えた
聞き手・沢木香織
【動画】大阪・登美丘高校のバブリーダンス振付師・akaneさん=遠藤真梨撮影
3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」です。男女格差が大きいとされる日本を、次代を担う若い人たち、とりわけ女の子たちが性別にとらわれず生きることができる社会に――。バブル時代を思い出させる派手な衣装とキレキレの動きで話題を呼んだ大阪府立登美丘高校ダンス部の「バブリーダンス」を振り付けした同部コーチのakaneさんは、「人生は一回きり。やりたいと思ったことをやろう」と語ります。
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大学時代から、母校の登美丘高校でダンス部コーチを務め、多感な時期の女子高校生に教えています。バブリーダンスは元々、私が仲間との忘年会で踊ったもの。インパクトのあるイヤリングなど当時のファッションが私にとっては斬新で、あの格好とメイクで踊ってみたら面白いかなって。部員たちにも似合いそうだと思って、昨年の作品に選びました。
部員の年齢より10歳くらい…