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 箕面市で昨年12月に起きた4歳男児の虐待死事件について、市は8日、調査・検証報告書をまとめ、発表した。事件の3カ月前に「死に至る危険性もある」と指摘されながらも、適切な対応が取られていなかったことが新たにわかった。

 報告書は市教委が関わった全職員から聞き取りするなどしてまとめた。報告書によると、男児と弟は昨年5月に保育所に入り、8月にネグレクト(育児放棄)の悪化に保育所が気づいた。兄弟は11月に登園しなくなり、事件の半月前に弟の顔に青あざが見つかったが、市は府警や府池田子ども家庭センター(児童相談所)に連絡しなかった。

 兄弟が通う保育所の所長は、ネグレクトの悪化で「子どもを保護すべきではないか」と強い危機感を持った。昨年9月に保育所長の会議で、弟が吐き戻しを放置されたり、おむつを替えられなかったりした状況や、部屋に異臭がしていることなどを説明。出席者から「死に至る危険性もある」とアドバイスされた。所長は市の担当者に危険性を伝えたが、市内部で情報が伝わっていく過程で切迫感が消え、新たな対応は取られなかったという。

 報告書は「保育所の危機感を把…

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