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 久留米大学旭町キャンパス(久留米市旭町)に、新たな医学研究棟「基礎3号館」と、放射線腫瘍(しゅよう)センターの入る大学病院北館がそれぞれ完成し、7日、落成式があった。

 2棟は、大学創立90周年記念事業の一環として建てられた。基礎3号館は6階建てで延べ床面積約8300平方メートル。現在、同市百年公園の久留米リサーチパークに入居している分子生命科学研究所が移転。キャンパス内の別棟にある循環器病研究所や、動物実験センターも3号館に集約する。

 バイオベンチャー企業向けの研究スペースも設置。久留米大の研究者と「同居」し、触発し合える環境をつくり、新たな研究・技術開発の進展を狙う。

 病院北館は5階建てで延べ床面積約6千平方メートル。1階には、がんの放射線治療を担う放射線治療センターが別棟から移り、放射線腫瘍センターになる。最新鋭の放射線治療機器3台を設置。既存の2台も加え、手厚い治療態勢を整える。ほかの階には臨床研修センターなども入る。

 落成式で、永田見生(けんせい)・理事長兼学長は「研究者、学生、ベンチャー企業関係者など皆さんに大いに活用していただきたい」とあいさつした。2棟は4月から、順次供用が始まる予定。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(市川雄輝)