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 川越市中心部の産業観光館「小江戸蔵里(くらり)」に10日、「ききざけ処昭和蔵」がオープンする。昭和初期の酒蔵の中で、県酒造組合に加盟する全35の酒蔵の計40銘柄を試飲でき、約50種類が販売される。「県内の酒が全部そろうのはここだけ」と市担当者は胸を張る。

 蔵里は市が買い取った酒造会社の跡地を利用して2010年に開業。明治、大正、昭和の順に建築された三つの酒蔵などが残り、それぞれ土産物販売店や和食レストランにしている。昭和蔵では総菜を販売していたが、蔵の町並みなど主力観光資源が屋外型のため、雨天でも観光客が集まり、住民も利用できる施設をと市が再リニューアルした。

 店内は太い柱やはりもそのままで、土壁の内側が露出して雰囲気を盛り上げる。自動販売機に試飲用おちょこをセットすると、専用コイン1枚(4枚500円)で一杯分が注がれる。純米大吟醸など高価なものは3~4枚で1杯、市内産の旬野菜を使ったおつまみは2枚。市内や近隣産のしょうゆやみそ、せんべいなども販売されている。

 元日を除く年中無休、午前11時~午後7時。