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 品質データ改ざん問題を起こした神戸製鋼所は9日、4月1日付で引責辞任する川崎博也会長兼社長(63)の後任の社長に、山口貢副社長(60)が昇格する人事を発表した。「新たな体制のもと、組織体制、企業風土の抜本的改革を進める」としている。山口氏は機械事業部門出身。1981年神鋼へ入り、取締役専務執行役員などを経て、2017年4月から機械事業担当の副社長。神鋼の歴代社長は祖業の鉄鋼事業部門の出身者が多く、機械事業出身者の就任は異例。

 神鋼は今月6日、一連の不正が1970年代から行われていたなどとする調査報告を発表。品質データ改ざんなどが計23工場で行われ、不正品を2016年夏以降だけでも688社に出荷していたとした。川崎会長兼社長が4月1日付で辞任し、近く後任を決めるとしていた。