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 大阪府吹田市の万博記念公園にある太陽の塔の内部公開が、19日から48年ぶりに始まる。1970年の大阪万博当時、内部の制作を手がけ、今回の再生事業にも関わった人がいる。約半世紀の時を経て、いま再び命が吹き込まれた塔内の公開を心待ちにしている。

 日活の元美術監督の千葉一彦さん(86)は、芸術家の故岡本太郎が作り上げた太陽の塔を核とする「テーマ館」のサブプロデューサーを務めた。

 万博閉幕後、塔内は原則非公開で老朽化も激しかったが、大阪府が一昨年秋から総事業費約17億円をかけて再生事業を進めてきた。目玉の一つが、高さ約41メートルのオブジェ「生命の樹(き)」。かつて千葉さんが岡本から制作を任されたものだ。

183体の生物模型を再生

 生命の樹は、原生生物から人類までの生物模型が根元から上に向かって取り付けられ、生命の進化を表現する。当時、生物模型は292体あったが、壊れるなどして約70体しか残っておらず、今回は183体を再生することになった。

 千葉さんは再生事業にあたり、今回の内部展示プロデューサーで「現代芸術研究所」(東京)主宰の平野暁臣さん(59)から助言を求められた。千葉さんがこだわったのは、形の正確な「復元」ではなく、「岡本が大事にしたテーマの再現、哲学の再現」だ。

 かつて岡本は、千葉さんに「原…

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