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 東日本大震災の発生から11日で7年を迎えた。死者は1万5895人、行方不明者は2539人、震災関連死は3647人にのぼる。今も約7万3千人が全国で避難生活を続けている。大きな揺れを記録した午後2時46分、各地で犠牲者に祈りが捧げられた。

 政府主催の「東日本大震災7周年追悼式」は11日午後、東京都千代田区の国立劇場で行われた。秋篠宮ご夫妻や安倍晋三首相、遺族ら約820人が参列した。

 安倍首相は式辞で、原発事故の被災地で避難指示が順次解除されている点などに触れつつ、教訓を胸に、「災害に強い、強靱(きょうじん)な国づくりを進めていく」と話した。秋篠宮さまは「避難生活が長期化する中で、高齢者を始めとする被災者の心身の健康のことは、深く心に掛かります」と述べた。

 遺族からは岩手県代表の磯崎一元(かずもと)さん(73)、宮城県代表の小野寺秀俊(ひでとし)さん(69)、福島県代表の五十嵐ひで子さん(70)がそれぞれ追悼の言葉を述べた。

 5周年までは天皇、皇后両陛下が式典に出席し、天皇陛下がおことばを述べてきた。5年の節目を過ぎ、昨年から秋篠宮ご夫妻が出席している。両陛下はこの日、皇居内で発生時刻にあわせて黙禱(もくとう)した。(緒方雄大)