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 日本銀行は9日午前、当面の金融政策を決める定例の金融政策決定会合(年間8回開催)で、異次元緩和政策の現状維持を決めた。午後3時30分からの総裁会見は、2013年春に就任した黒田東彦(はるひこ)総裁にとって5年間の任期の最後の定例会見となる。

 本来なら一つの節目となるべき大事な会見のはずだ。5年間の異次元緩和の総括、2%のインフレ目標未達の反省、今後の政策運営の説明、出口戦略の考え方など、総裁がこの機に国民に説明すべきことはたくさんある。

 しかし黒田総裁は任期中、一貫して「語らぬ戦術」を押し通してきた。国民への説明責任を果たすことより、正直に説明することによって妙な金融市場への影響が出たり政策責任を問われたりすることを恐れてのことだと考えられる。

 安倍政権は黒田総裁を再任する人事を国会に提示しており、黒田総裁は4月以降も続投する見通しだ。きょうの会見も単なる「通過点」となった。おそらくいつも通り本質的な説明を何もしない、退屈な会見になるだろう。

 米連邦準備制度理事会(FRB…

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