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 農林業の若手人材を育てる県立農林大学校(新庄市)の卒業式が9日あった。2016年度に創設された林業経営学科の初の卒業生15人を含む計60人の門出を祝った。

 石川一夫校長は式辞で「山は東西南北、どこからでも登れる。柔軟に方向を変えれば新しい道がひらける」と学生たちに果敢なチャレンジを呼びかけた。卒業生代表として、野菜経営学科2年佐藤航希さん(20)が答辞で「農林業ならではの動植物、天候を相手にしていく大変さと、それらの大切さを改めて学びました」と述べた。

 林業経営学科は、森林の活用を推奨する県の政策「やまがた森林(モリ)ノミクス」の一環として開設された。卒業生15人のうち、進学の3人を除く12人が森林組合や製材会社など林業関係の仕事に就くという。

 森林組合に就職する同学科の木村哲也さん(20)は「充実した2年間だったが、まだ学び足りない。大学校で学んだ森林管理などを実地に応用してみたい」と語った。(三木一哉)