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 日本相撲協会の理事会が9日、大阪市内で開かれ、道路交通法違反(無免許運転)の罪で略式起訴された幕下(事件当時は十両)の大砂嵐(26)=エジプト出身、大嶽部屋=に引退勧告処分を下した。大砂嵐は引退する意向を伝えた。

 大砂嵐は今年1月、長野県内で無免許で運転したとされる。協会の調査に対し、「運転したのは妻」と説明して自身が運転したことを否定してきたが、略式起訴の後になって、運転していた事実を認めたという。力士の運転を禁じている協会は、報告を怠っていたこと、虚偽の説明を繰り返した事実も重く受け止め、7段階ある処分基準で2番目に重い「引退勧告」とした。

 大砂嵐はアフリカ大陸出身者初の力士として、2012年春場所で初土俵を踏んだ。13年九州場所で新入幕。最高位は前頭筆頭。