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 沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ第3ゲート近くで9日午前、金武町の男性(66)が体長30センチほどの鳥が死んでいるのを発見した。県の「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されている渡り鳥で猛禽類のサシバとの見方もあったが、ツミと判明した。

 発見は午前8時ごろ。茶色の羽根に、腹側はきれいなしま模様の毛並み。硬直はしておらず、死んでから時間はさほどたっていなかったようだ。男性は「サシバの子どもでは。春に向かうこの時期は、群れについていけないウチダカがよくいる」と推測。一時は穴を掘って埋めようとしたが、きれいな状態のため、周囲に止められ、引き取り手を待った。

 「発見」の連絡を受け、午前11時半ごろ駆けつけた名護博物館の学芸員がツミだと見分けた。「教育や学術研究のために、使わせていただく」と話した。

 学芸員によると、発見されたツミは成鳥。外見上の傷はないため、車のフロントガラスなど何かにぶつかって死んだとみられる。サシバはツミに比べ、体がひと回り大きくカラスほどの大きさだという。(沖縄タイムス)