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 大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)は11日、初日を迎える。3横綱でただ一人出場する鶴竜は10日、三役以上の力士とともに土俵の安全を祈願する神事「土俵祭」に出席。初場所で負傷した右手薬指の状態は万全ではないが、「楽しみにしてくれるファンがいるから期待に応えたい。出るならそれなりの結果を出さないといけない」と気を引き締めた。

 初場所で初優勝して関脇に返り咲いた栃ノ心にとっては、小結だった昨年初場所以来の土俵祭。6日の稽古中に左足の付け根を負傷したが、「大丈夫です。もっと頑張らないといけない」。今場所を大関昇進への足場とするため好成績を狙う。先場所12勝の大関高安は「優勝争いにしっかり絡みたい」と抱いたことのない賜杯(しはい)に色気を見せた。

 白鵬、稀勢の里の休場で優勝争いは混戦模様。八角理事長(元横綱北勝海)は「誰にでも(優勝の)チャンスがある。鶴竜は当然だけど、大関が存在感をみせてほしい」と、ご当地の豪栄道にも期待を寄せた。