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 青函トンネルの開業30周年に合わせ、JR北海道は10日、道内を訪れる観光客への感謝と更なる誘客を願って観光キャンペーンを展開した。函館駅など道南と青森の計4駅で、ご当地キャラクターが出迎えたり観光パンフレットや記念品を配ったりした。

 新函館北斗駅では、地元の観光関係者らが横断幕を広げて新幹線の乗客を大歓迎。本州と四国を結ぶ瀬戸大橋線も開業30周年を迎えることから、同線宇多津駅の駅長も駆けつけて出発イベントを盛り上げた。

 新函館北斗駅では青函トンネルの建設の様子を伝えるパネル展もあり、19年間にわたり掘削工事に従事した福島町の角谷(かどや)敏雄さん(82)が解説。異常出水や高温多湿と闘いながら「先進導坑」を掘り進めた難工事を紹介し、「梅干しや酢を口に含んで頑張った。あれから30年……。事故で犠牲になった仲間を思うと感無量です」と話した。(阿部浩明)