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 かつての優生保護法(1948~96年)の下で知的障害などのある人たちに不妊手術が強制された問題をめぐり、北海道は10日、情報公開請求で、本来なら開示しない医師4人の個人名を伏せないまま誤って文書を開示していたと発表した。

 道によると、文書は1963~73年度の「北海道優生保護審査会の決定通知」に関する書類1472枚。

 昨年12月以降、請求が11件あり、今年1月以降に開示した。その際、3枚に手術を申請した医師や手術を実施する予定の医師計4人の個人名が記載されており、伏せるはずなのに、確認不足でそのまま開示していたという。道情報公開条例では、特定の個人が識別され得るもののうち、通常他人に知られたくないと認められるものは開示しないと定めている。

 外部からの指摘で今月9日に判明した。道は医師4人のうち1人に謝罪し、残る3人の所在確認を進めている。

 道子ども未来推進局は「医師の方と開示請求者におわびを申し上げる。チェック体制を強化し、再発防止を徹底したい」とコメントしている。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(坂東慎一郎)