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 大阪市北区大淀中5丁目の自宅で小西真愛(まりあ)ちゃん(1)が窒息死した事件で、真愛ちゃんが毛布に巻かれてクローゼットに閉じ込められた後、間もなく死亡したとみられることが大阪府警への取材でわかった。遺体に外傷はなく、府警は毛布で鼻や口がふさがれたか、うつぶせで放置されて胸が圧迫された可能性が高いとみて、死亡の経緯を調べている。

 府警は11日、保護責任者遺棄容疑で逮捕した父親でタクシー運転手の竜真(りゅうま)容疑者(24)の容疑を、保護責任者遺棄致死に切り替え、送検した。

 府警によると、司法解剖の結果などから、真愛ちゃんは9日夜に死亡したとみられる。竜真容疑者は「9日午後10時ごろから寝かしつけようとしたが、泣きやまなかったので、毛布でぐるぐる巻きにしてクローゼットに入れた」と説明。供述や遺体の状況から午後11時半ごろにクローゼットに入れられ、間もなく死亡したとみられるという。

 一方、大阪市こども相談センター(児童相談所)によると、竜真容疑者は昨年3月、真愛ちゃんと姉(2)の面前で妻(26)に暴力をふるう「心理的虐待」があったとして、同センターから指導を受けていた。その際、ケースワーカーが竜真容疑者と電話で1回話したが、面会はしなかった。子ども2人には面会したが、一時保護はしなかったという。

 同センターの音田晃一・相談支援担当課長は「当時子どもにけがはなく、虐待の影響もみられなかった。対応に問題はなかった」としている。