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 掛川市出身の山本篤さん(35)が平昌パラリンピックのスノーボードクロスに出場した12日、同市役所のロビーでパブリックビューイング(PV)が開催された。決勝1回戦で敗れて入賞は逃したが、集まった60人が夏冬のパラ五輪に参加した快挙をたたえた。

 標高差202メートル、長さ915メートルで、カーブやジャンプ台のあるコースを2人で滑って速さを競う。予選13人中12位のタイムで決勝に進んだが、スタートで出遅れ、大きく引き離されて敗れた。事故で左足を失った山本さんは夏のパラ五輪にも出場し、走り幅跳びで銀メダルを獲得したが、冬の競技歴はまだ1年で、及ばなかった。

 松井三郎市長は「残念だけど、夢と希望と勇気を与えてくれた」と述べた。桜が丘中学校時代にバレー部顧問として山本さんを指導した千浜小校長の大倉浩さんは「緊張しない山本選手らしさを感じた」と話した。16日はバンクドスラロームに出場する。(長谷川智)