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 松江市の松江城周辺を巡る堀川遊覧船が4月1日から、乗客が船内で茶の湯文化を体験できる「茶の湯堀川遊覧船」を運航する。茶の湯で知られる松江藩主・松平不昧(ふまい)公の没後200年を記念した「不昧公200年祭」行事の一環。船に揺られながら、客が自ら抹茶をたて、不昧公ゆかりの和菓子を楽しむことができるという。

 「不昧公200年祭記念事業推進委員会」が12日に開いた会合で市が概要を発表した。遊覧船は2隻を準備、1日6便運航する。コースはふれあい広場乗船場(黒田町)を発着する50分間。船頭は主に不昧公や松江の茶の湯文化についてガイドをする。料金は大人が通常の乗船料に抹茶・菓子代500円を加えた1730円。

 委員会ではこのほか、11流派14団体が参加する「記念茶会」を9~10月に実施することや「こども茶の湯体験」を開くことなど、200年祭のイベントが決まった。推進委の会長を務める松浦正敬市長は「不昧公の思いをみんなで受け継ぎ、素晴らしい行事にしていきたい」と話した。(井潟克弘)