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香取慎吾とみた平昌パラリンピック

 オリンピックやパラリンピックの楽しみは、競技観戦以外にも。朝日新聞パラリンピック・スペシャルナビゲーターの香取慎吾さんが、韓国・江陵でついつい夢中になったことは。

 ――江陵オリンピックパークを散策した。一角に人だかりが。手持ちのピンバッジを交換するピントレーディングが行われている。

 「何これ? 日の丸のバッジやソチやバンクーバー大会の開催年が入ったものも並んでいる。楽しい! みんなバッジ選びに夢中。見ているだけでオリンピック、パラリンピックの歴史を感じさせてくれる」

 ――ギリシャ出身の人から、国際パラリンピック委員会からもらったバッジとの交換を求められた。

 「えっ、ダメだよ。これとの交換は」

 ――実は香取さんもオリジナルのバッジを持ってきた。パラリンピックサポートセンターに自身が描いた壁画のバッジだ。それを差し出した。

 「いいの? この中から何でも選んでいいんだって。オリンピックやパラリンピックで、こんなに楽しいことが行われているなんて知らなかった。名刺交換よりいいかも。自分が欲しいもの、相手も欲しい物がもらえてみんなが笑顔。何かを交換するっていいなあ」

 ――場所を変えて、またトレーディング。バッジは最後に聖火を持つ平昌パラリンピックのマスコット「バンダビ」に替わった。

 「1924年のパリ五輪で、選手たちの友好の印として交換したのが始まりなんだそうです。ピンバッジをツールにして、いろんな国や地域の人と交流しながら、欲しい物がもらえるのはうれしい。交換の時に、お金のやりとりがないのもいいなと思った」

 ――2020年東京大会でも挑戦したい?

 「やりたい。気軽に自分のオリジナルのピンが作れたら面白そう。例えば、自分が撮った写真がピンバッジになるとか。2年後はたくさんのピンバッジを持ってみに行きたい」

 ――パーク内では、世界各国の人たちから声を掛けられた。

 「いろんな方と出会えて、韓国の人たちも僕のことを知ってくれていた。選手たちだけでなく、いろんな国の人たちともつながることができた。競技会場を離れても、お祭りの雰囲気。これもパラリンピックの楽しみの一つなんですね」(構成・榊原一生)

協力:日本財団パラリンピックサポートセンター
https://www.parasapo.tokyo/