【動画】よみがえる1世紀前の音色、自動演奏バイオリンの大修理=金本有加撮影
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時紀行

 人の手でも演奏が難しいバイオリン。それを電子制御技術もない時代、からくり仕掛けで演奏しようと生み出されたのが、自動演奏バイオリンだ。修理のため、1世紀以上前のオリジナルの音色を追い求めていくと、職人技の奥深い世界が広がっていた。

 不思議なものを見た。

 ピアノの上に逆さになった三つのバイオリンがあって、人の手なしでゆったりとグノーの「アベ・マリア」を奏でる。演奏家が弾くような豊かな抑揚はないものの、機械的な響きでもない。目を閉じると、音色に温かみを感じた。

 神戸市灘区の「六甲オルゴールミュージアム」にあるそれは、「フォノリスト・ビオリーナ」。自動演奏のバイオリンだ。1910年ごろ、ドイツで作られた「原作」をもとに93年に復元された十数台の一つだ。原作はおよそ1世紀前の万国博覧会で演奏し、「世界七不思議に加わる8番目の不思議」と当時の人々を驚かせた。

 修理しながら動かしてきたが、…

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