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 オウム真理教が起こした事件の刑事裁判が終結したことを受け、「地下鉄サリン事件被害者の会」代表世話人の高橋シズヱさん(71)らが12日、確定死刑囚との面会などを求める要望書を上川陽子法相に手渡した。高橋さんは法相と会った後に会見し「最後まで見届けたいという被害者の権利を認めてほしい」と述べた。

 高橋さんは地下鉄サリン事件で夫を失った。裁判の終結で執行が現実味を帯びたとし、執行前と直後に通知を受けることなども求めた。被害者の会は公安調査庁長官にも要望書を提出。事件の風化を防ぐため教団や事件関連の正確な情報をホームページで発信することや、教団の後継団体などの取り締まり強化を求めた。