忖度しても政治家は絶対にかばってくれない 堀田力さん

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聞き手・山口栄二
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法務省官房長堀田力さんに聞く 森友文書問題

 官庁には、処理に特別な配慮を要する案件があります。「政治家案件」はその典型です。もちろん、いつも政治家に有利な判断をするわけではありませんが、有力で権限が強大な政治家だったり、いわゆるうるさ型だったりすると、その意向を忖度(そんたく)して可能な範囲で有利な処理をする例もないとはいえません。

1934年生まれ。61年検事任官。東京地検特捜部検事、最高検検事、法務省官房長などを経て、91年退官し弁護士登録。さわやか福祉財団会長。

 その省庁の法案を通してもらう利害関係があったり、官僚として出世したい、あるいは出世を邪魔されたくないと官僚が思ったりする場合にそうしたことが起こる。ただ、背任罪に問うことは大抵の場合、難しいものです。官僚は裁量の幅が広く、自らの任務に背いたと言われないようにしているからです。

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 それと比べ、今回、財務省が…

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