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 東京電力福島第一原発の事故を受けて京都府内に避難した人たちへの賠償を、京都地裁が国と東電に命じた。原告の大半は、避難指示が出ていない地域からの自主避難者。郷里の親しい人たちから「過剰反応では」と言われた人もいるが、家族の健康を心配して決意した。「私たちも避難せざるを得なかったと認めてほしい」。そんな気持ちを司法の場に託した。

 訴えの一部が認められた原告の一人、団体職員の高木久美子さん(51)は2012年3月、福島県いわき市から京都市営住宅に移り住んだ。小学高学年だった長女、次女を連れてきた。

 自宅から原発までは約50キロ。京都とは何の縁もない。市が住宅を無償提供しているのを知り、放射能への不安から転居を決めた。

 原発事故後、福島では体育の授業中に娘たちにマスクをさせ、給食の代わりに手作り弁当と九州産の牛乳を持たせる日々。職場の同僚に「過剰反応じゃない?」とも言われた。避難が決まると、同級生の親は「避難なんて信じられない」と冷ややかだった。

 会社員の夫は「40歳を過ぎた…

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