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(13日、平昌パラリンピック)

 バイアスロン男子12・5キロ立位と女子10キロ立位で、日本勢は男子の佐藤圭一(エイベックス)と女子の出来島桃子(新発田市役所)の9位が最高だった。走力も射撃(エアライフル)も世界との差を見せつけられた。

 ミス1回につき150メートルの距離が追加されるルール。佐藤は計20回の射撃でミス4回。「満射(全て成功)は必須。その上で走りもベストでないと勝てない」。メダリスト3人は風の方向が移り変わる難しい状況でもミスを1回に抑えた。他の日本の男女3選手は8~10回のミスがあり、上位は遠かった。

 滝沢明博ヘッドコーチは「上位は風の対応ができていた。それだけ経験を積んでいたのだと思う」。風が吹く屋外で射撃の練習ができる場所は、日本では少ないのが現状だ。「今回のことは切り替えるしかない」

 スキー距離とバイアスロンのノルディック日本チームは前回ソチまで5大会連続でメダルを獲得したが、平昌ではここまで7位が最高だ。14日にはスキー距離で6種目がある。最も距離が短いスプリント・クラシカルでは、2010年バンクーバー大会優勝の新田佳浩(日立ソリューションズ)が登場する。(菅沼遼)