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 かつての優生保護法下で強制的に不妊手術が行われていた問題で、北海道は12日、相談センターを開設した。手術記録探しや旧制度についての相談などに一元的に対応する。初日は当事者1人を含む4件の相談があったという。

 同センターは、札幌市の道庁にある子ども子育て支援課内に設置された。平日の午前8時45分から午後5時半まで、無料専用電話(0120・031・711)などで対応する。当面は職員3人態勢で、1人は保健師を配置する。

 センターでは、手術を受けた記録の調査や文書開示請求のサポート、旧制度の説明などで当事者や関係者を支援する。手術の記録が見つからない場合は、障害関係の記録などから事実確認などをしたいという。同センターによると、初日の相談はいずれも電話で、旧優生保護制度に関する問い合わせなどがあったという。

 道内では、都道府県で最多の2593人に手術が実施されたとされる。道は、これまでに、保管されていた1215人分の申請書類など関係資料の分析結果を公開。道内の保健所などに残る資料の調査も進めており、月内にも結果をまとめて公表する方針だ。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(長谷川潤)