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 角膜が濁って視力が大幅に下がる「水疱(すいほう)性角膜症」の患者の目に、培養した他人の角膜内皮細胞を移植する臨床研究で、視力改善などの効果を確認できたと、京都府立医大と同志社大の研究グループが15日、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。

 この病気は、角膜を透明に保つ角膜内皮細胞が病気やけがで傷つくなどして発症。国内に推定約1万人の患者がいるが、現在は角膜移植しか治療法がない。

 京都府立医大の木下茂教授(眼科学)らの研究グループは、ドナーから提供された角膜内皮細胞を人工的に増やし、患者の角膜の内側に注入して定着させる技術を開発。2013年12月以降、水疱性角膜症の患者35人に培養した細胞を移植する臨床研究を行った。うち40~80代の11人について2年間、安全性と有効性を調べた結果、全員の角膜が透明になり、視力が改善。拒絶反応や感染症、重い副作用はなかった。論文に掲載した11人以外でも同様の効果を確認したという。

 今後、医師主導治験を進め、2…

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