[PR]

 大学入試センターは14日、2020年度から始まる大学入学共通テストの英語の試行調査の問題と正答率の速報値を公表した。筆記(リーディング)の問いを英語で出している点と、リスニングの読み上げが1回だけの問題を含む点などが、センター試験と異なる。約半数の採点を終えた段階では、当てはまる選択肢をすべて選ぶ問題などに苦戦する傾向が見られた。

 試行調査は2月13日~3月3日に実施され、全国の国公私立158校で約6300人の高校2年生が受けた。すべてマークシート式で、昨年に試行調査が実施された他の教科と同様、読解力を重視し、複数の資料を読み解く問題や、授業でのプレゼンテーションの場面を想定した問題も出された。筆記の問題数は今年のセンター試験より16問少ない38問だったが、扱う単語数は約1千語多い5300語だった。

 「読む・聞く・話す・書く」の4技能を測る民間試験と併用されるため、センター試験のように単語のアクセントの位置を選んだり、単語を正しく並べたりして間接的に4技能を測る問題はなかった。

 問題ごとの正答率はリーディングが6・2~93・1%。リスニングは、すべて2回読み上げるA問題が12・6~89・9%、半分程度が1回のみ読み上げるB問題が3・2~92・5%だった。(増谷文生)