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 独フォルクスワーゲン(VW)は13日、電気自動車(EV)の世界販売を加速させるため、グループでEVを生産する工場を現在の3工場から、2022年までに欧米と中国の16工場に広げると発表した。グループで25年までに年300万台のEV販売を目指しており、量産体制を整える。

 EVの生産拠点を現在のドイツなど欧州の3工場から、22年までに欧州の10工場、現地企業と合弁を組む中国の5工場、米国の1工場に拡大する。VWの昨年の世界販売では欧州と中国が約8割を占めており、主要市場でEVも生産する。

 EVに必要な蓄電池については、欧州と中国で生産する車両向けに、韓国のLGグループなど複数のメーカーから計200億ユーロ(約2兆6400億円)規模で調達することを決めたと明らかにした。VWはディーゼル車の排ガス検査不正問題を受け、EVに軸足を移している。ベルリンで記者会見したミュラー最高経営責任者(CEO)は「変革をさらに加速させていきたい」と述べた。(ロンドン=寺西和男)

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