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 明治ホールディングス(HD)は13日、血液製剤の不正製造問題で経営の刷新を進めていた「化学及(および)血清療法研究所」(化血研、熊本市)との間で事業譲渡について最終合意し、株式譲渡契約を交わしたと発表した。明治グループが49%出資する新会社「KMバイオロジクス」(同市)を設立し、7月2日付で血液製剤やワクチン製造などの事業や製造設備などを譲り受ける。

 従業員約1900人は新会社に転籍する予定。事業譲渡後の化血研は新会社の経営に関与せず、残る資産の管理や慈善事業を行う。

 新会社は、明治HDが49%の議決権を持つ筆頭株主となり、新会社を連結子会社化。肥後銀行や地元民放など地場企業連合が49%、熊本県が2%を出資する。

 社長と取締役の過半数は明治側から出す。主導権は明治が握るが、地元勢で株式の51%を持つことで、地元の雇用を維持し、本拠地の県外への移転を防ぐ。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(大畑滋生)