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 世界的な博物学者の南方熊楠(みなかたくまぐす、1867~1941)にちなみ、博物学や民俗学の優れた研究者を顕彰する第28回南方熊楠賞(和歌山県田辺市、南方熊楠顕彰会主催)に、皇学館大学大学院特別教授で宗教学者の櫻井治男さん(69)が決まった。田辺市などが14日発表した。授賞式は5月12日に市内で開かれる。

 櫻井さんは三重県在住で、村落祭祀(さいし)、神社祭祀の研究者。熊楠が批判した明治末期からの「神社合祀(ごうし、整理)」政策が村落に与えた影響について、実地調査を踏まえて研究してきた成果が特に評価された。