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 新幹線のぞみ34号(N700系、16両編成)の台車で昨年12月、破断寸前の亀裂が見つかった問題で、JR東海とJR西日本が保有する日本車両製造製の台車計4台の内部から傷が見つかったことが分かった。亀裂の一因とされる台車底面の溶接部の傷で、両社は台車を交換した。

 JR東海とJR西は、亀裂のあった台車と同型のN700系の台車約4800台について、超音波検査で傷の有無を調べており、今回、4台から傷が見つかった。検査は約1年後に終了予定という。

 JR西はのぞみ34号の亀裂について、台車メーカーの川崎重工業が設計基準では厚さ7ミリ以上と定められた台車の底面を4・7ミリまで削ったことで、溶接部の傷から亀裂が広がったとみている。

 今回見つかった傷について、JR東海は「いずれの台車も底面の厚さは7ミリ以上ある。傷と厚さ不足の二つがそろわなければ亀裂はできず安全性に問題はないと考えているが、念のため交換した」としている。