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 ソラシドエアが体調不良の機長に飛行機を操縦させたとして、国土交通省は14日付で同社を厳重注意したと発表した。健康管理が不十分で航空法違反の可能性があり、4月11日までに再発防止策を提出するよう指示した。

 国交省と同社によると、2月24日の羽田発長崎行き「SNJ39便」(乗客171人)の男性機長(63)が機材の到着を待っていたとき、立ちくらみのような症状で倒れ込んだ。すぐに回復したため会社に報告せず、そのまま操縦。機長は長崎到着後、乗員管理の担当部署に報告したが、担当部署は必要な措置をとらず、機長は同日の長崎発羽田行き「SNJ42便」(乗客141人)も操縦したという。

 ソラシドエアは「お客様をはじめ、関係の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます。安全は経営の基盤であり、航空輸送の原点であることを改めて肝に銘じ、今後、原因の分析に基づいた再発防止策を策定の上、速やかに対応を実施し、信頼回復に向けて全社を挙げて取り組んでまいります」とのコメントを出した。