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 安倍晋三首相は14日、スリランカのシリセナ大統領と首相官邸で会談し、港湾などインフラ整備の支援や海洋安全保障分野での協力を進めることで一致した。

 「自由で開かれたインド太平洋戦略」を掲げる日本は、インド洋のシーレーンの要衝に位置するスリランカを重視。「真珠の首飾り」戦略で港湾整備などを通じてインド洋沿岸国との関係強化を図る中国を念頭に、安倍首相は会談で、スリランカの港湾や道路の整備を支援する考えを伝えた。

 中国はスリランカ南部のハンバントタ港整備に融資し、スリランカが返済に苦慮すると帳消しにする代わりに99年間の運営権を得るなど豊富な資金力を背景に、関与を強めている。日本政府は、コンテナ取扱量が南アジア最大のコロンボ港のターミナル拡張事業などをインドと共に支援する方針で、中国の影響力拡大に歯止めをかけたい考えだ。

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