[PR]

 高校生が思いがけず妊娠した場合、退学せざるをえなかったり、学校に隠して出産したりするケースがあります。従来、その実情はあまり知られていませんでした。将来、自立して暮らすためにも学業を続けられるよう、支援の動きが始まっています。

 文部科学省が2017年度、公立高を対象に初めて実施した調査によると、15、16年度、高校が把握した生徒の妊娠は全日制1006人、定時制1092人の計2098人。懲戒処分として退学させたケースはなかったが、高校の勧めも含めた自主退学が全日制で392人、定時制で282人あった。

 妊娠した生徒が何に苦しんだのか、声を集めた人たちがいる。岡山県の元高校教諭で中国学園大講師・野村泰介さん(40)らによる「妊娠した高校生の支援を考えるプロジェクト実行委員会」(事務局・岡山NPOセンター)だ。

 野村さんは、妊娠した女子生徒が退学させられ、相手の男子生徒は何のとがめも受けないといった事例を、教師仲間から何度も耳にしている。「退学した後、どう暮らしているのか。学校から追い出して終わりにしていいのか」と疑問を感じていた。

 性教育や母親支援に取り組む人…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら